2003年01月04日
トーノZEROアニメ感想機動戦士ガンダムSEED total 1943 count

異様なまでに良くできた総集編を超えた総集編!?

Written By: トーノZERO連絡先

 今日のSEED。

 まず、新オープニング。噂通り、1クールごとにOPは変わるのでしょうか?

 特にハッと来たのは、ストライクの上に立つキャラクター達のシーンと、カタパルトから発進するストライクの背景を含む美しさ。リアルロボットと称しながらイマイチリアルではないアニメを山ほど見てきましたが、まだハッとするような映像が有り得るとは、素晴らしいではありませんか。

 内容は、少しの新作シーンを足した総集編というべきものですが。単なるこれまでのストーリーの要約ではなく、敵の金髪美形指揮官の視点から見た過去の回想という形を取ったことで、まったく違ったドラマを見る感じがしますね。特に戦争に至る経緯は、ここで初めて描かれたようなものです。それゆえに、総集編とはいえ、飛ばして見ることができない内容と言えますね。

 それから、議会への報告シーンで、本編で飛ばされた報告がすべて描かれているのは大したものですね。これは凝ってます。

 ファーストガンダムのミノフスキー粒子に相当する役割を持つNジャマーという装置も、初めてちゃんと説明されたのでしょうか?

 もっとも、Nジャマーによって核兵器が抑止されたためにモビルスーツが最強の兵器になったという説明は、今ひとつ釈然としませんが……。まあ、それを突っ込むとスポンサーが引いて作品が成立しなくなるでしょうから、突っ込まないことにしましょう。あるいは、もっと気の利いた設定をスタッフは考えているのかもしれません。

 と~のは、こんな時代に、実に危なげな雰囲気を放つ敵の美形金髪指揮官を応援しています。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。